この記事はVRoidStudioベータ版の使い方を解説しています。2021年10月31日以降にリリースされたVRoidStudio正式版(VRoidStudio v1.0以降)には対応していませんのでご了承下さい。
この記事では、それまでペイントソフトを全く使ったことがなかった私がCLIP STUDIO PAINT PRO(以下クリスタ)の使い方を覚えるのに役に立った本を紹介します。
私について
2020年2月にVRoidStudioを触り始める。テクスチャを作るためにクリスタをダウンロードし無料体験期間(1ヶ月)の間使う。
(そういうわけでお絵描きは全然していません。ペンタブも持っていません)
無料期間が切れる直前直後にクリスタの使い方が分かる本を探す。
まだ知らない使い方も多いのですが、それまでペイントソフトを全く使ったことがなかった私にも分かりやすかった本を2冊紹介します
※あくまでも、VRoidモデル用のテクスチャを作りたい方向けの本の紹介となっております。
今回おすすめする本
『CLIP STUDIO PAINT PRO 公式ガイドブック』
株式会社セルシス監修『CLIP STUDIO PAINT PRO 公式ガイドブック』(エムディエヌコーポレーション 2018年8月初版)
ついさっき知ったのですが、2020年10月にこの本の「新版」が出ています(私が買ったのは2020年3月でした。新版が出るって知っていればあのタイミングでは買いませんでした)。ですがそちらは一度も読んだことがないので中身に触れることはできません。
私が買った旧版(2018年/ISBN-13 : 978-4844367789)はこちらから購入できます。
旧版はKindle Unlimitedの対象です。
私はVRoidのテクスチャを作る目的でクリスタを使いたかったので、「BASIC(※章の名前です) CLIP STUDIO PAINT PROの基本」と「CHAPTER2 塗りのテクニック」を中心に読みました。全体的に作例イラストや画面表示が豊富です。
BASICはクリスタがどんなソフトでどんな機能があるのかが分かるようになっています。CHAPTER2では女の子のイラストを作例にして、色の塗り方を解説しています。
「カラーイラストってこういう工程で塗られていくんだ」っていうのが分かって面白かったのですが、VRoidのテクスチャ作りにそのまま使えたわけではありませんでした(少なくとも私は)。
この本はVRoidユーザー向けに書かれたのではないため批判はしません。
表紙には「もっと自由に創作できる、信頼のオフィシャル入門書」とあります。その通り初心者向けの入門書でした。私も作例データーを塗る練習をしたいのですが、未だに実現できていません。練習できたらこちらに感想を追記したいです。
「CHAPTER6 覚えておきたい便利な機能」ではその名の通り、ぜひ覚えたい便利な機能を解説していました
公式ガイドブックなので持っておいて損はないと思います。ただし今から買うなら2020年10月刊行の改訂版をおすすめします(読んだことはありませんが、今お金出して買うなら新版の方がいいでしょう)
【改訂版の購入は[こちら(Amazon)](https://www.amazon.co.jp/CLIP-STUDIO-PAINT-PRO-E5-85-AC-E5-BC-8F-E3-82-AC-E3-82-A4-E3-83-89-E3-83-96-E3-83-83-E3-82-AF-dp-4/dp/4295200336/ref=dp_ob_title_bk) ※ISBN-13 : 978-4295200338】
【特におすすめ】『CLIP STUDIO PAINTの「良ワザ」事典[PRO/EX対応]』
株式会社レミック・平井太朗・著「CLIP STUDIO PAINTの「良ワザ」事典 [PRO/EX対応] デジタルイラストに役立つ厳選テクニック211」(SBクリエイティブ 2018年)
【ご購入はこちら(Amazon)から ※2018年版です。改訂版ではありません】
(2024年3月21日追記:この本は2021年4月に「第2版」、2022年に「第3版」が出ていますが、私が読んだことがあるのは2018年初版のものだけです。 現在買うなら第3版をおすすめします)
この本を特におすすめする理由は、私に「クリスタで○○するやり方が分からない」という経験が多いからです(現在進行形で多いです)。
「クリスタで○○したい」と思ったら目次を読んで、その方法が書かれている箇所を探す。
見つかったらそのページを開いて、方法を知る。
見ながら操作すれば「○○したい」が叶います。
目次は「レイヤー」「ツール」「描画」「色塗り」などの章に分かれています。
例えば「このサイトに描かれている人物イラストの髪の色を知りたいけど、どうすればクリスタで同じ色を使えるの?」と思ったとします。
目次の「色塗り」の章には「Webブラウザから色を拾うには?」という項目があるので、そのページを開けばやり方が分かります。
「そういうのはググればすぐに分かるじゃん」って思う方もいるでしょう。実際、私もこの本を持っているにも関わらずググってやり方を知ることも多いです。
ネットにはない本書のメリットは
・図解が分かりやすい(特定の操作をすることで、作例イラストがどう変化するか見せてくれる)
・ネットに接続できないときでも方法を調べられる
・読み通すと一気にクリスタの使い方を学べる。
この3点です。
こういう詳細な操作方法をネットや本で知ることができるのは、クリスタの良いところですね。それだけ日本国内にもユーザー数が多い、需要があるということなのでしょう。
おわりに
私がまだクリスタ初心者、勉強中ということもあり今回は2冊だけの紹介になりました。
今後、また役に立つ本を発見したら紹介します。